2019/01/06

コースガイド⑤ 琵琶湖第1疏水 第2トンネル東口~蹴上インクライン

📗 琵琶湖疏水ウォーキングコースとは

🏃第2トンネル東口

「第2トンネル東口」から「第2トンネル西口」へ向かうには、住宅街を抜けます。コースを道なりに進むと逆U字型の車止めがあり、舗装道に出ます。そこで右に曲がり、少し歩いて坂道を下り始めると右手に逆U字型の車止めがあります。そこを右に曲がると、「第2トンネル西口」はすぐです。



🏃第2トンネル西口

第2トンネル西口」は、坂道の下りの途中から見る形になるので、角度があって少し見え難いです。レンガ造りの美しいデザインの「第2トンネル西口」洞門の扁額には、「西郷従道(さいごうじゅうどう)」筆の「隨山到水源(やまにしたがいすいげんにいたる)」という文字が刻まれています。

西郷従道は、西郷隆盛の弟で、西南戦争では隆盛側につかず、明治政府で要職を歴任しました。内閣総理大臣の候補に再三推されたが、西南戦争で賊軍の将となった兄を理由に断り続けたそうです。扁額の「隨山到水源」は、「山にそって行くと水源にたどりつく」という意味だそうです。(出典:京都市水道局ホームページ)



「第2トンネル西口」の前は、公園になっています。背の高いフェンスがあるので、「第2トンネル西口」の写真を正面から撮影するのは難しいです。ここも紅葉がきれいなポイントです。



🏃日本最初の鉄筋コンクリート橋

「第2トンネル西口」からすぐに「日本最初の鉄筋コンクリート橋(第11号橋)」に着きます。明治36年(1903年)に造られた橋長7.2m、幅員1.5m、メラン式(米蘭式)の小さな鉄筋コンクリート橋で、国の史跡に指定されています。

第11号橋(下の写真)は、田邊朔郎が当時の最新工法だった鉄筋コンクリートを試したもので、その経験をもとに本格的な鉄筋コンクリート橋である「黒岩橋(第10号橋)」を建設しました。100年以上経った現在も現役です。


対岸の施設は、京都市上下水道局の新山科浄水場日ノ岡取水池です。ここでは、琵琶湖疎水から原水(水道水の原料となる水)を取り入れて、砂のような浮遊物を沈め、藻や木片のような大きなゴミを機械で取り除いています。そして、導水トンネルを通して約4km先にある新山科浄水場に原水を送っています。(出典:京都市水道局ホームページ)



🏃第3トンネル東口

「日本最初の鉄筋コンクリート橋」からは、「第3トンネル東口」が見えます。「第3トンネル東口」洞門の扁額には、内閣総理大臣を2度務めた「松方正義」筆の「過雨看松色(かうしょうしょくをみる)」という文字が刻まれています。「過雨看松色」は、「時雨が過ぎるといちだんと鮮やかな松の緑をみることができる」という意味だそうです。(出典:京都市水道局ホームページ)



「第3トンネル東口」で疎水沿いを歩くウォーキングコースは、実質的に終わりです。ここから「蹴上インクライン」までは大きく迂回しなければなりません。ここでドロップアウトする場合は、京都市営地下鉄(東西線)の「御陵駅(みささぎえき)」までは、徒歩約10分です。

「蹴上インクライン」に行くには、南へ道なりに坂道を下り、三条通(府道143号線)に出ます。三条通を蹴上方面にしばらく進むと、左側に日本初の急速ろ過式浄水場として明治45年(1912年)に設置された蹴上浄水場のレンガ造の建物が見えてきます。ほどなく日向大神宮の「一の鳥居」に着くので、そこで右に曲がり石畳の坂道を進みます。すぐに「蹴上インクライン」の上流にかかる「大神宮橋」に着きます。



🏃第3トンネル西口(大神宮橋)

「大神宮橋」からは、少し遠いですが「第3トンネル西口」が見えます。第1疏水と第2疏水が合流する地点でもあります。「第3トンネル西口」の扁額には、「三条實美」筆の「美哉山河(うるわしきかなさんが)」という文字が刻まれています。「美哉山河」は、「なんと美しい山河であることよ」という意味だそうです。(出典:京都市水道局ホームページ)

下の写真では、工事中ですが、「第3トンネル西口」の手前右側には、赤レンガ造りの旧九条山浄水場のポンプ室があります。旧九条山浄水場ポンプ室は、明治45年に完成したネオ・ルネサンス様式の建物で、帝国京都博物館(現在の京都国立博物館)や東宮御所(現在の迎賓館赤坂離宮)の設計者である片山東熊山本直三郎が設計しました。建物の中には、京都御所の防火用に敷設された御所水道に疎水の水を送るためのポンプが設置されていました。



🏃蹴上インクライン

橋の反対側は、「蹴上インクライン」です。インクラインとは、標高差の大きい二つの水路の間の輸送を容易にするために、傾斜面にレールを敷き、動力で台車を動かして船・貨物を運ぶ装置です。(出典:デジタル大辞泉、百科事典マイペディア)




「蹴上インクライン」は、高低差のある蹴上と南禅寺の船溜まりを結ぶ傾斜地に線路を敷き、船を線路上の台車に載せて運行した傾斜鉄道の跡です。明治23年(1890年)に完成し、翌年から大津と京都を結ぶ舟運ルートとして利用していた時に使われていました。

舟運の衰退もあり、インクラインの運転は、昭和23年(1948年)に休止されました。その後、昭和48年(1973年)にレールは撤去されましたが、昭和52年(1977年)に復元されています。台車には、30石船が乗せられて、往時の姿が再現されています。平成8年には、南禅寺水路閣などと共に国の史跡に指定されています。



「蹴上インクライン」の長さは581.8mで、建設当時は世界最長の傾斜鉄道でした。4本のレールが敷設された複線方式となっています。舟を乗せた台車は、蹴上船溜まりと南禅寺船溜まりの間の約36mもの急勾配を上下していました。

インクライン下部の南禅寺船溜まりでは、白川と合流し、その先は「鴨東運河(おうとううんが)」と呼ばれます。動物園、京都市美術館、平安神宮の大鳥居などに沿って西に流れ、夷川船溜まりを経て鴨川に流れ込みます。大津から鴨川合流点までが完成したのは明治23年3月で、明治18年6月の琵琶湖疏水起工から約5年の歳月を要しました。



琵琶湖ウォーキングコースの紹介は、以上となります。このコースを歩けば、明治の人々に歓喜と驚きをもたらした夢の大事業を肌で感じていただけます。自信をもっておすすめできるコースですので、ぜひ歩いてみてください。それでは、気を付けて行ってらっしゃいませ。

📗 琵琶湖疏水ウォーキングコースとは
📘 コースガイド① 琵琶湖第1疏水 取水口~第1トンネル東口
📘 コースガイド② 琵琶湖第1疏水 第1トンネル東口~第1トンネル西口
📘 コースガイド③ 琵琶湖第1疏水 第1トンネル西口~諸羽トンネル西口
📘 コースガイド④ 琵琶湖第1疏水 諸羽トンネル西口~第2トンネル東口
📘 コースガイド⑤ 琵琶湖第1疏水 第2トンネル東口~蹴上インクライン

2019/01/05

コースガイド④ 琵琶湖第1疏水 諸羽トンネル西口~第2トンネル東口

📗 琵琶湖疏水ウォーキングコースとは

🏃諸羽トンネル西口

諸羽トンネル西口」から先のウォーキングコース周辺では、毘沙門堂などの観光名所が点在しており、コースから少し外れるだけで立ち寄れます。せっかくの機会ですので、寄り道をしていくと良いでしょう。「諸羽トンネル西口」から次の目標の「第2トンネル西口」までは、約2.5km、徒歩35分です。



ウォーキングコースには、ひと息つけるベンチが、数は多くないものの所々に設置されています。昼食の休憩をとる場所には困らないと思います。下の写真は、12月中旬に撮影したものですが、まだ紅葉が残っていました。背後の山の紅葉もきれいです。



🏃安朱橋(あんしゅばし)

「諸羽トンネル西口」からすぐに「安朱橋」に着きます。ここから北へ徒歩10分弱で天台宗の門跡寺院である「毘沙門堂」に立ち寄れます。ご本尊に伝教大師「最澄」自刻の毘沙門天をまつっています。春は樹齢150余年の枝垂桜をはじめとする桜、秋は紅葉で境内は色鮮やかになります。


また、「安朱橋」から南へ徒歩10分でJR(琵琶湖線・湖西線)、京阪電車(京津線)、京都市営地下鉄(東西線)の「山科駅」に着きます。山科駅までは、所々にある道標をたどって行けば着けます。アクセスが良いので、体力に自信がない場合は、ここでコースを2回に分割すると良いでしょう。



「安朱橋」は、平成12年に改修工事が行われましたが、橋の東側の南岸には、琵琶湖疏水の水運の歴史を物語る仕切り板差込用コンクリートとけい留用アンカーが残っています。(出典:山科区役所)下の写真は、「安朱橋」からこれから歩く方向を見たものです。この辺りは、開けて周囲の山が見えやすくなっているので、とてもきれいです。



「安朱橋」の次にかかる5号橋を過ぎた洛東高校の手前にひときわ目をひく背の高い大きな木がありました。洛東高校の入口にかかる洛東橋から見ると、水面に映る木がきれいです。洛東高校前にジョギングコース1300のポールがあります。なお、俳優の小林薫さんは、洛東高校の卒業生です。



琵琶湖第1疎水は、山沿いを蛇行して進みます。直線が続くと景色が単調になって見飽きてしまうので、適度にカーブがある方が最後まで楽しめます。洛東高校入口の洛東橋の次は、ジョギングコース1500の地点に安祥寺橋がかかっています。橋を渡った対岸に安祥寺がありますが通常は非公開のようです。洛東高校前より西側に進むと、桜よりカエデが多くなります。



安祥寺橋の先で水路が少し広くなっている所は、安祥寺船溜りの跡です。琵琶湖疎水といえば桜並木が有名ですが、紅葉もけっこうきれいです。下の写真は、12月中旬で全盛期をとっくに過ぎていましたが、十分名残の紅葉を楽しめました。



ウォーキングコースは、JRの線路に接近する場所で大きくカーブします。この辺りではコースの南側が開けているので、山科の市街や山並みを一望することができます。JR山科駅に近く頻繁に電車が通過するので鉄ちゃんには嬉しいスポットでしょう。ここにもベンチが設置されています。



展望スポットから少し進んだ所に橋(7号橋)があり、琵琶湖疏水の両側を歩けるようになります。猪が山から降りきてこの橋を渡るとのことで、橋には柵が取り付けてあります。



🏃天智天皇陵への分岐

分岐から「天智天皇陵」の山科陵(やましなのみささぎ)までは、徒歩8分と表示されています。本来の入口は、三条通りに面しています。「天智天皇陵」は、平安時代中期に編纂された法令集である「延喜式」に山科陵の記載があるので、被葬者の信憑性についてほとんど疑問がないとされる数少ない陵墓です。考古学では、御廟野古墳(ごびょうのこふん)といい、現在の所在地も山科区御陵上御廟野町となっています。



🏃正嫡橋(しょうちゃくばし)

「天智天皇陵への分岐」から少し進むと、朱塗りの「正嫡橋」が見えてきます。この橋は、加藤清正のゆかりの寺である「本圀寺(ほんこくじ)」へと続いています。コースから橋に上がることができますが、ここは車が通りますので注意してください。

「本圀寺」の「圀」は、徳川光圀が生母の追善供養を行ったことから、名から一字下されたものです。加藤清正の菩提寺であり、境内には清正が寄進した勝運・開運にあやかれる「開運門(現在の門は2代目)」や、廟所の「清正宮」などがあります。昭和46年(1971年)に現在地に移ってきました。日蓮宗の威容を誇る境内は、自由に拝観できます。



🏃第2トンネル東口

「正嫡橋」の次の「大岩橋」にジョギングコース3100のポールが立っています。「大岩橋」からほどなくして「第2トンネル東口」に着きます。第2トンネルの長さは124mで、第1トンネル2,436m、諸羽トンネル540m、第3トンネル850mと比べると随分短いトンネルです。

石造りの優雅なデザインの「第2トンネル東口」洞門の扁額には、内務大臣など明治政府の要職を歴任した「井上馨」筆の「仁似山悦智為水歓歡(じんはやまをもってよろこびちはみずをもってなるをよろこぶ)」という文字が刻まれています。「仁似山悦智為水歓歡」は、「仁者は知識を尊び、知者は水の流れをみて心の糧とする」という意味だそうです。(出典:「京都市水道局の案内板」)



📗 琵琶湖疏水ウォーキングコースとは
📘 コースガイド① 琵琶湖第1疏水 取水口~第1トンネル東口
📘 コースガイド② 琵琶湖第1疏水 第1トンネル東口~第1トンネル西口
📘 コースガイド③ 琵琶湖第1疏水 第1トンネル西口~諸羽トンネル西口
📘 コースガイド④ 琵琶湖第1疏水 諸羽トンネル西口~第2トンネル東口
📘 コースガイド⑤ 琵琶湖第1疏水 第2トンネル東口~蹴上インクライン

2019/01/04

コースガイド③ 琵琶湖第1疏水 第1トンネル西口~諸羽トンネル西口

📗 琵琶湖疏水ウォーキングコースとは
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🏃第1トンネル西口

「第1トンネル東口」から小関越で「第1トンネル西口」に着いたら、この先のウォーキングコースはほとんどアップダウンがありません。コースと並行して京阪電車が走っているので、疲れたら途中でリタイアするのも容易です。コース上にトイレは設置されていますが、不安な方はローソンでトイレをかりてすませておくと良いでしょう。



第1トンネル東口」洞門の扁額には、陸軍軍人として内閣総理大臣を2度務めた「山縣有朋」筆の「廓其有容(かくとしてそれいるることあり)」という文字が刻まれています。「廓其有容」は、「疏水をたたえる大地は、奥深くひろびろとしている」という意味だそうです。(出典:「京都市水道局の案内板」)疏水の水が流れている所とコースとは段差があるので、トンネルや扁額は少し見えにくいです。



琵琶湖第1疏水沿いには、桜やカエデが植えられています。下の写真は、12月中旬に撮影したものですが、まだ少し紅葉が残っていました。「第1トンネル西口」から5分程度は車道を歩きますので、車やバイクに気を付けてください。「第1トンネル西口」から「第3トンネル東口」までの区間は、「山科疏水」と呼ばれており、道標にも「山科疏水」と記載されています。



下の写真は、「第1トンネル西口」から少し進んだ所にかかっている藤尾橋(1号橋)から歩いてきた方向を振り返ったところです。写真の右に写っている車道が、歩いてきた道です。写真の左に写っている道は、普段は開放されていないようです。


藤尾橋は、山科疏水に架けられた最初の橋で、明治20年(1887年)に完成しました。現在の藤尾橋は鉄筋コンクリート製ですが、架台はレンガ造りですので、覗いてみてください。藤尾橋を渡った先の上方には、四ノ宮テニスクラブがあります。



下の写真は、上の写真と同じ場所からこれから進む方向を見たところです。琵琶湖疏水沿いに桜の木が延々と植えられているのがわかります。写真の左に映っている車道を進みます。藤尾橋の少し先で、ウォーキングコースは大津市から京都市に入ります。



車道を5分程度進んだ所で車道と分かれます。その先のコースは、しばらく下の写真のような未舗装のジャリ道の遊歩道が続きます。四ノ宮から日ノ岡までの遊歩道は「東山自然緑地公園」としてトイレやベンチが整備されており、ジョギングやウォーキング、犬の散歩をしている地元の方々とすれ違うことが多くなります。



🏃一燈園(いっとうえん)

「東山自然緑地」のジャリ道に変わってから少し進むと、「一燈園」の施設が見えてきます。ここまででドロップアウトする場合は、京阪電車の「四宮駅(しのみやえき)」まで歩いて10分弱です。「一燈園」の周辺は桜の名所として知られており、「一燈園」前にかかる柳山橋から眺める絶景を求めて多く人が訪れます。

一燈園資料館「香倉院」には、一燈園の創設者である西田天香と交流や縁のあった陶芸家の河井寛次郎や版画家の棟方志功らの作品が展示されています(有料)。「一燈園」内の散策も一燈園本部で手続きをすれば、観覧することができます(無料、事前予約不要)。



🏃諸羽トンネル東口(四ノ宮舟溜り)

「一燈園」からすぐに「諸羽トンネル東口(四ノ宮舟溜り)」に着きます。下の写真は、12月中旬に撮影したものですので、水が抜かれています。舟溜りは、行き交う上り、下りの舟の待避所で、舟運のあった当時は、周囲の景色や自然を愛でる花見の舟が数多く出ていました。四角い形をしているので、「重箱ダム」とも呼ばれます。奥の方に見えるのが、諸羽トンネルの入口です。(出典:京都市水道局)

「諸羽トンネル」は、昭和45年(1970年)に完成した新しいトンネルです。国鉄東海道線の複々線化と湖西線の新設工事によって、疏水流路を変更して一部がトンネル化されました。このため、四ノ宮船溜まり下流から諸羽船溜まりの一部までの区間が埋め立てられ、旧水路は「東山自然緑地」の遊歩道として整備されました。遊歩道の中央や諸羽山の裾には、旧水路の護岸の石材を見ることができます。



下の画像は、「諸羽トンネル東口」に設置されていた看板の写真です。「一燈園前」の広場にジョギングコースの出発点があります。片道3300mのコースで、200m間隔に距離を示すポールが立っています。トンネルは山の中へ消えていきますが、ウォーキングコースは山沿いに大きくカーブしていきます。また、ここには老朽化していますが水洗のトイレがあります。



🏃第2疏水トンネル試作物

このアーチ状のコンクリート製の構造物は、疏水の建設や維持管理に従事していた作業員が、当時最新の建設技術であった鉄筋コンクリートを用いた建設技術を習得するため、琵琶湖第2疏水の埋め立てトンネル上部の複製を製作したものだといわれています。(出典:山科区役所看板)



コースは平坦で歩きやすく、木々に囲まれています。時々すれ違う人がたてる音以外には雑音の無い静かな道です。下の写真のジョギングコースの距離を示すポールの数字は300ですが、900になれば次の目標の「諸羽トンネル東口」の船溜まりです。途中に大きな公園がありますが、埋め立てられた船溜まり(諸羽ダム)の跡です。その手前に南側の眺望がよい所があります。



🏃諸羽トンネル西口

諸羽トンネル西口」は、安朱東海道町の住宅が点在する場所にあります。昭和45年(1970年)に完成した諸羽トンネルには、東口・西口ともに扁額は付けられていません。諸羽トンネル以外の第1疏水にある3つのトンネルの6つの洞門(出口・入口)は、国の史跡に指定されています。



📗 琵琶湖疏水ウォーキングコースとは
📘 コースガイド① 琵琶湖第1疏水 取水口~第1トンネル東口
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📘 コースガイド④ 琵琶湖第1疏水 諸羽トンネル西口~第2トンネル東口
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2019/01/03

コースガイド② 琵琶湖第1疏水 第1トンネル東口~第1トンネル西口

📗 琵琶湖疏水ウォーキングコースとは
📘 コースガイド① 琵琶湖第1疏水 取水口~第1トンネル東口
📘 コースガイド② 琵琶湖第1疏水 第1トンネル東口~第1トンネル西口
📘 コースガイド③ 琵琶湖第1疏水 第1トンネル西口~諸羽トンネル西口
📘 コースガイド④ 琵琶湖第1疏水 諸羽トンネル西口~第2トンネル東口
📘 コースガイド⑤ 琵琶湖第1疏水 第2トンネル東口~蹴上インクライン

🏃第1トンネル東口

琵琶湖第1疏水は、長等山(標高354m)をトンネルで抜けます。その長さは、2,436mで、当時は完成を危ぶむ人が多い難工事だったそうです。ウォーキングコースは、小関峠(こぜきとうげ)を越えていきます。「第1トンネル東口」との標高差は約100mですので、坂道の傾斜はそれほど急ではありません。

琶湖第1疏水 第1トンネル東口


近江国から山城国へ越えるには、東海道の逢坂越え「大関越え」と「小関越え」の2つの道がありました。大関越えは、旧東海道と奈良街道とが分岐する追分から逢坂山の南の鞍部を通り、大津(打出浜付近)に出る道です。東海道と東山道が通る逢坂関(おうさかのせき)を大関と呼ぶのに対し、これから歩く逢坂山の裏道は「小関越え」と呼ばれました。

「小関越え」は、園城寺(三井寺)から山を越えて藤尾(大津市)で東海道と合流します。小関峠(地蔵堂)までは、約1.5km、徒歩25分です。舗装された車道ですので、歩きやすいです。まずは南下し、1200年の歴史を持つ「長等神社(ながらじんじゃ)」を目指します。

🏃長等神社(ながらじんじゃ)

コースは、長等神社の正面を通ります。鮮やかな朱塗りの楼門が迎えてくれます。楼門は、明治38年(1905年)に竣工したものですが、室町時代頃の様式にのっとった秀作で、明治時代の楼門の代表作ですぐれた姿をしています。(出典:滋賀県神社庁)春には、見事な紅枝垂れ八重桜が境内を彩ります。


神社の正面で道が3方向に分岐していますが、鳥居の見える方向はコースからそれてしまいます。残りの2本の道は、どちらを進んでもかまいませんが、真ん中の道を進みます。少し歩いて住宅街を抜けると小関峠に向かう道に出ます。そこで右に曲がりますが、道の脇に石造の「小関越」の道標があるので、探してみてください。すぐに緩やかな坂道になり、「新光寺」と「等正寺」の2つの寺の門前を通ります。



百々川(どどがわ)沿いにしばらく住宅街やお寺の墓地の脇を進みますが、やがて民家もなくなり、緑に囲まれた山道になります。時々車が通りますので、油断して道の真ん中を歩かないでください。途中で左に分岐する道がありますが、老人ホームに向かう道ですので、無視してまっすぐ進みます。



峠の途中に「小関越えハイキングコース入口」の案内板が立っていますが、園城寺(三井寺)の観音堂に通じている登山道ですので、別の機会に歩いてみてください。コースの車道は、西大津バイパス(国道161号)の藤尾奥町ランプに通じています。

車道には街灯がありませんので、遅い時間に歩かないように注意してください。いかにも野生動物が飛び出してきそうな道ですが、大津市のホームページで確認した限りでは、この付近でツキノワグマが目撃された例はないようです。



🏃小関峠(地蔵堂)

小関峠のピーク付近には、喜一堂という「地蔵堂」があります。道路の拡幅工事の際に見つかった地蔵を祀るため、平成元年に地元の方々が浄財でお堂を建立されたそうです。お供えの花や掃除が行き届いており、大切にされているのがよく分かります。「地蔵堂」の手前の数10mからやや傾斜がきついですが、距離が短いので心配には及びません。息をきらせないように、ゆっくりと歩いてください。



「小関峠」から次の目標の「第一竪坑」までは、約500m、徒歩5分です。「地蔵堂」からすぐの所に分岐があります。下の写真のように、琵琶湖疏水の案内板が設置されていますので、分岐の道を見落とす心配はありません。左の簡易舗装された細い道を進み、坂を下っていきます。この先のコースにもう上りはないので安心してください。



🏃第1竪坑(だいいちたてこう)

分岐から坂道を下っていくと、「第1竪坑(シャフト)」に着きます。第1トンネルの工事は、山の両側から掘っていくほかに、山の上から垂直に穴を掘り、そこから山の両側に向けて工事を進めていく竪坑(シャフト)方式が日本で初めて採用されました。(出典:京都市上下水道局パンフレット「琵琶湖疏水」)第1トンネルの掘削はほとんど人力により行われ、新型のポンプを次々に導入して湧水を克服し、明治22年に貫通し、翌年に完成しました。

「第1竪坑」はフェンスで囲まれており、間近で見ることはできません。第1竪坑の深さは45m、地上部の直径は5.5mに及びます。トンネル内の空気取り入れと明り取りを目的に掘られた「第2竪坑」は、この先の普門寺から寂光寺に向う道の途中の右側にありますが、民家の庭の奥にあるので間近で見ることはできません。道路からは見えないため、案内板もありません。



🏃普門寺(ふもんじ)

「第1竪坑」から次の目標の「第1トンネル西口」までは、約850m、徒歩15分です。「第1竪坑」からさらに坂道を下っていくと、「普門寺」の脇に出ます。頭上には、西大津バイパスが通っています。ここにも琵琶湖疏水の案内板が設置されているので安心です。下の写真は、正面にまわって撮ったものです。

「普門寺」は浄土真宗本願寺派の寺で、無断で敷地内に入れないように囲いがしてありますので、拝観はされていないようです。川の流れに沿って進むと、「普門寺」の先で右に分岐する道がありますが、そのまま川沿いの道を進みます。



川沿いの道は、大津市藤尾奥町の住宅街を抜けていきます。途中で川から離れますが、そのまま道なりに進みます。「寂光寺」の前を通り過ぎると、右から来る道と合流しますが、そのまま進みます。すぐにローソンの看板が見えてきます。

なお、「寂光寺」の旧本堂には、幅7m・高さ3mの巨大な花崗岩に阿弥陀如来など15体の仏像が彫刻されている藤尾磨崖仏(大津市指定文化財)があります。藤尾磨崖仏は鎌倉時代の作と考えられており、拝観する場合は電話で予約が必要です。

🏃ローソン藤尾小金塚店

木製の道標が設置されている分岐で横断歩道を渡り、「ローソン藤尾小金塚店」の前を進みます。この先のウォーキングコース周辺にはコンビニはありませんので、必要なものがあればここで買っておかれると良いでしょう。



ローソンからすぐに琵琶湖疏水の敷地を囲むフェンスが見え、「第1トンネル西口」に着きます。「第1トンネル西口」を見てドロップアウトする場合は、分岐まで戻り、上の写真の道を直進します。京阪電車京津線の「追分駅」までは、徒歩15分です。

📗 琵琶湖疏水ウォーキングコースとは
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2019/01/02

コースガイド① 琵琶湖第1疏水 取水口~第1トンネル東口

📗 琵琶湖疏水ウォーキングコースとは

🏃疏水取水口(琵琶湖)

京阪電車(石山坂本線)の三井寺駅で下りると、琵琶湖疏水(第1疏水)は目の前です。疏水の水の流れと逆方向に3分ほど進むと、琵琶湖畔の取水口に着きます。ウォーキングコースのスタート地点は、国道161号にかかる「新三保ヶ崎橋です。ここから「第1トンネル東口」までは「大津運河」と呼ばれ、コースは約600m、徒歩10分(目安)です。

琵琶湖第1疏水取水口

昭和35年(1960年)に完成した「新三保ヶ崎橋」には、「第一疏水」と書かれた金属板が取り付けられています。橋の端から古びた階段で埠頭に下りることができますが、湖岸まで歩くために整備されたものではないようです。

上の地図を見て分かるとおり、第1疏水取水口の両側に突堤が築かれています。突堤は、堆積した土砂が運河をふさいでしまわないように、大津運河や第1トンネルの掘削の岩屑や土砂を利用して湖面を埋め立てて造られました。この両側の突堤は、「京都築地」と名付けられ、舟の荷物の上げ下ろしや乗客の乗り降りにも使われていました。



下の写真は、「新三保ヶ崎橋」から見た琵琶湖側の景色です。疏水取水口の左側の湖岸に浮見堂のように突き出た水上の建物は、国土交通省が設置している三保ヶ崎水位観測所(量水計)です。柵で囲まれているので、近づくことはできません。

ちなみに琵琶湖の水位は、片山(長浜市)、彦根(彦根市)、大溝(高島市)、堅田、三保ヶ崎(大津市)の水位観測所に設置された水位計の測定値の平均値とされています。(出典:琵琶湖河川事務所「瀬田川洗堰操作規則」)



🏃琵琶湖第一疏水揚水機場

「新三保ヶ崎橋」の琵琶湖と反対側にまわると、2階建ての白い洋館の「琵琶湖第一疏水揚水機場」が見えます。昭和28年(1953年)に建設された国土交通省の琵琶湖河川事務所が管理する施設です。琵琶湖の水位が低くなったときに取水量の不足分を確保するため、水位がマイナス40cmになったときにポンプ揚水ができるようにされています。


「新三保ヶ崎橋」から「琵琶湖第一疏水揚水機場」を見たら、第1疏水に沿って歩きます。道幅が狭い道ですが、国道161号へ抜ける車やバイクの交通量が多いので、十分気を付けてください。


下の写真は、一つ目の橋「大津絵橋」から見た「琵琶湖第一疏水揚水機場」です。上の写真の裏側にあたります。平成4年に竣工した大津絵橋は、琵琶湖疏水に対して斜めに架かっていて、大津生まれの民画「大津絵」があしらってあります。大津絵橋の煉瓦造りの橋台は、昭和44年まで浜大津駅・近江今津駅間を走っていた江若鉄道(こうじゃくてつどう)の鉄橋を支えていたものです。



大津絵橋のすぐそばに「三保ヶ崎橋」が架かっています。「三保ヶ崎橋」は、この先にある北国橋と鹿関橋と同じく琵琶湖第1疏水が開業した明治23年(1890年)に架けられたものです。



下の写真は、「三保ヶ崎橋」から見た琵琶湖第1疏水です。第1疏水は、毎年冬期に清掃のため停水され、疏水路内の土砂の浚渫(しゅんせつ)と清掃作業が行われています。第2疏水は、水道水源として年中取水しているので、停水されません。手前に見えている鉄橋は、京阪電車の鉄橋です。疏水の右岸は舗装されていませんが、歩くことができます。



🏃大津閘門(おおつこうもん)

京阪電車の三井寺駅を通過すると、間もなくして「北国橋(ほっこくばし)」に着きます。「北国橋」は、大津宿・札の辻(大津市)から敦賀宿(敦賀市)に通じる旧北国海道(後に西近江路)が通っていました。「北国橋」からは、「大津閘門」が見えます。閘門とは、水位差のある水面間で船を通航させるために水量を調節するための水門です。

「大津閘門」は、明治20年に起工され、明治22年に完成しました。閘門主要部の構造は煉瓦造りで、南側に船を通行させる水門が設けられ、北側には堰門(制水門)が設けられています。(出典:滋賀県文化財保護協会)「大津閘門」は、現在も動かせる日本人だけで作った最古の閘門で、明治23年(1890年)の通水式には、明治天皇も出席されました。



琵琶湖疏水ができる以前は、京都と大津の間の輸送は人馬に頼っており、大規模な輸送を行うことは困難でした。疏水工事によって水路を開き、舟運による輸送を可能にすることが、京都を発展させる道であると期待されていました。大津からの下りは米、砂利、薪炭、木材、煉瓦など、伏見からの上りは薪炭などでした。(出典:「琵琶湖疏水の100年」)

疏水沿いには、約2,000本の桜が植えられているので、春は桜並木を楽しむことができます。花見の時期は、桜の名所として知られる園城寺(三井寺)を訪れる観光客でにぎわいます。春は境内に1000本以上の桜が咲き乱れる園城寺(三井寺)と琵琶湖疏水がライトアップされます。鉄柵にあしらわれた絵も目を楽しませてくれます。



「北国橋」からほどなくして石造りの立派な「鹿関橋(かせきばし)」に着きます。ここの現在の町名は三井寺町ですが、他の町と合わせて三井寺町として再編されるまでは鹿関町でした。橋のたもとに旧鹿関町を示す碑が立っています。

「鹿関橋」から「第1トンネル東口」が見えます。桜の頃は特に素晴らしく、カメラマンが押し寄せる絶好の写真撮影スポットになっています。橋は車道ですので、十分気を付けてください。「鹿関橋」から「第1トンネル東口」までは緩やかな坂道になっています。ほどなくして「第1トンネル東口」に着きます。



ロシア帝国の最後の皇帝ニコライ2世(当時22歳)は、皇太子時代(26歳で皇帝に即位)にこの地を訪れています。明治24年(1891年)に日本を訪問していたニコライは、5月11日に警備にあたっていた警察官の津田三蔵に右耳上部を斬りつけられ負傷しました(大津事件)。

その日の午前中、ニコライは園城寺(三井寺)を訪ね、正法寺(観音堂)などを見物しています。その後、人力車で琵琶湖疏水を観覧しながら下り、三保ヶ崎の築地から小汽船の保安丸に乗船して唐崎に移動しています。(出典:「露国皇太子ニコライ殿下希臘皇子ジョーヂ殿下歓迎詳知」)事件の翌日早朝、明治天皇は、ニコライ皇太子のお見舞いのため京都へ緊急行幸し、13日に面会しています。

🏃第1トンネル東口

「第1トンネル東口」洞門の扁額には、初代内閣総理大臣の「伊藤博文」筆の「氣象萬千(きしょうばんせん)」という文字が刻まれています。「氣象萬千」は、千変万化する氣象と風景の変化はすばらしいという意味です。宋・岳陽樓記の一節だそうです。

さらに、扁額の上部には゛SAKURO TANABE DR ENG ENGINEER-IN-CHIEF WORK COMMENCED AUGUST  1885 COMPLETED APRIL 1890゛の文字が刻まれています。和訳は、「主任技師の田邉朔朗(たなべ さくろう)工学博士によって、1885年8月~1890年4月の工事で完成したものである。」です。(出典:京都市水道局の案内板)



上の写真は、12月中旬に撮影したものです。滋賀県の紅葉のピークは11月下旬ですので、紅葉のピークが過ぎてからもしばらくは名残の紅葉が楽しめるようです。ここから疏水は、長等山をトンネルで抜けます。第1トンネルは、当時国内で最長のものでした。

ここから園城寺(三井寺)はすぐですが、境内がとても広いので、拝観の所要時間は50分から60分と案内されています。園城寺(三井寺)は、1300年以上の歴史をもつ名刹で、国宝の金堂をはじめ、西国第14番札所の観音堂、仁王門、三重塔など見所が多いので、じっくり時間をかけて観たいところです。

📗 琵琶湖疏水ウォーキングコースとは
📘 コースガイド① 琵琶湖第1疏水 取水口~第1トンネル東口
📘 コースガイド② 琵琶湖第1疏水 第1トンネル東口~第1トンネル西口
📘 コースガイド③ 琵琶湖第1疏水 第1トンネル西口~諸羽トンネル西口
📘 コースガイド④ 琵琶湖第1疏水 諸羽トンネル西口~第2トンネル東口
📘 コースガイド⑤ 琵琶湖第1疏水 第2トンネル東口~蹴上インクライン

2019/01/01

琵琶湖疏水ウォーキングコースとは

琵琶湖疏水ウォーキングコース」は、滋賀県大津市三保ヶ崎の琵琶湖畔から京都市内の蹴上インクラインまで、琵琶湖疏水沿いを歩くコースです。明治23年(1890年)に完成した琵琶湖第1疎水は、100年以上経った今も京都に命の水をもたらす水路として活躍しています。

このウォーキングコースでは、国の史跡に指定されている琵琶湖疏水の土木遺産のみならず、数々の文化財を擁する三井寺(長等山園城寺)や敷もみじが美しい毘沙門堂、京都最古の天皇陵である天智天皇陵といったコース沿いにある数々の歴史遺産を同時に楽しむことができます。特に桜や紅葉をはじめとする四季折々の琵琶湖疎水沿いの風景は美しく、明治のロマンを堪能できる唯一無二のウォーキングコースです。

琵琶湖疏水沿いのコース上には、随所に下の画像のような案内板(コースマップ)が設置されていますので、現在地を確認しながら歩くことができます。進路が分かりにくい場所は、コースガイド記事内で説明しています。

🗾コースマップ1/2(京都側)

🗾コースマップ2/2(琵琶湖側)

所要時間と距離の目安

疏水取水口(琵琶湖)
🔻🏃 10分 (600m)
🔻
第1トンネル東口
🔻🏃 25分 (1.5km)
🔻 
小関峠(こぜきとうげ
🔻🏃   5分 (500m)
🔻 
第1竪坑(シャフト)
🔻🏃 15分 (850m)
🔻 
第1トンネル西口
🔻🏃 15分 (800m)
🔻
諸羽トンネル東口(四ノ宮舟溜り)
🔻🏃 15分 (800m)
🔻
諸羽トンネル西口
🔻🏃 35分 (2.5km)
🔻 
第2トンネル西口
🔻🏃   5分 (200m) 
🔻 
第2トンネル東口
🔻🏃   5分 (250m)
🔻
第3トンネル西口
🔻🏃 25分 (2km)
🔻 
蹴上インクライン

※徒歩での所要時間は、個人差がありますので、あくまでも目安です。
※掲載している距離は、国土地理院の地図をもとに確認したおおよその距離です。


🚋ウォーキングコースのスタート地点へのアクセス

琵琶湖疏水沿いを歩くウォーキングコースは、大津市内の取水口から歩き出すのがおすすめです。小関峠を越える「小関越(こぜきごえ)」を体力に余裕のある内に終えておくと、先の歩程が楽になります。

ここでは、コースのスタート地点となる第1疏水の取水口(三保ヶ崎へのアクセスを掲載しています。下の地図の目印は、国道161号にかかる「新三保ヶ崎橋」を指しています。なお、地図サイトで「三保ヶ崎」で検索しても住所ではないので、検索されません。トイレは、京阪電車の坂本方面乗り場の改札外に大津市の公衆トイレがあります。

🏃琵琶湖第1疏水取水口



🚋京阪電車の場合
三井寺駅(石山坂本線)下車 徒歩3分

🚋JRの場合
大津駅(琵琶湖線)下車 徒歩20分
石山駅、膳所駅、山科駅等で京阪電車に接続していますので、京阪電車への乗り換えをおすすめします。

🏃琵琶湖第2疏水取水口


第2疏水の取水口も目と鼻の先にあります。第1疏水は、舟運や動力(水車)などを目的で造られたのに対し、第2疏水は飲料水や水力発電を目的として造られました。第2疏水の取水口のある敷地には立ち入りができないため、国道161号(尾花川橋)から眺めるだけになります。第2疏水は、全てトンネルのため、ウォーキングを楽しめるのは第1疏水だけです。

👟ウォーキングの準備・計画など

ネット上にあちこち散在している琵琶湖疏水ウォーキングに必要な情報を当ブログにオールインワンにしてあります。当ブログで琵琶湖疏水等の見所をおさえておくと、より感動と驚きに満ちたウォーキングを楽しめます。

◇コースを歩くには、ウォーキングシューズが最適です。
◇コースには、コンビニが1軒あります(ローソン藤尾小金塚店)。
◇コースには、自動販売機はありません。
◇コースには、トイレがありますが、一部は老朽化しています。
◇コースの一部は、Googleマップのストリートビューで見ることができます。
◇1日で踏破できますが、2回に分けて周辺観光をプラスするのがおすすめです。
◇以下のウォーキングマップが参考になります。
 琵琶湖・淀川流域圏再生推進協議会
 https://www.kkr.mlit.go.jp/plan/biwayodosaisei/
 京阪電鉄
 http://www.okeihan.net/recommend/mizunomichi/michiannai01.php

📗 琵琶湖疏水ウォーキングコースとは
📘 コースガイド① 琵琶湖第1疏水 取水口~第1トンネル東口
📘 コースガイド② 琵琶湖第1疏水 第1トンネル東口~第1トンネル西口
📘 コースガイド③ 琵琶湖第1疏水 第1トンネル西口~諸羽トンネル西口
📘 コースガイド④ 琵琶湖第1疏水 諸羽トンネル西口~第2トンネル東口
📘 コースガイド⑤ 琵琶湖第1疏水 第2トンネル東口~蹴上インクライン